同著者の本は高齢者向けで最近よく書店で平積みされている。

今回読んだこの本は、2016年に出版された同著を加筆修正し、文庫化したものらしい。

まだ読んだことがなかったのと、文庫でスキマ時間に読むのに持ち歩きできるので手に取って読んでみた。

今回の感想は特印象に残った本文の内容3点について、少し深堀りして感想を書いてみた。

個人的感想・気付き

・今回はタイトルを見て惹かれて買ったわけではなく、私は「はじめにー」のページにあった「悩み方を間違えないように」という言葉に惹かれて手に取った。私自身よく悩みがちで、でも悩んだからといって答えが出るわけでもないし、逆に悩んで悩んで悩み抜いたからこそ「もうこれ以上の答えはないぞ」と納得して前に進めることもある。そんな現状で、著者はどんな悩み方を勧めているのかが気になったので手に取った。

「なりたい自分」があるから悩む、という項目は、希死念慮が昔からある私にとって意外な内容だった。著者が「エネルギーが旺盛である人、積極的に一生懸命生きている人というのは、悩みにとらわれやすいという言い方もできる」と書いていて、自分は「死ぬ時は死ぬからしょうがない」と思いつつも、心の奥では漠然と「なにか残したい」「なにか役に立ってから死にたい」と、幼い頃に強く思っていたことも思い出した。結局は、一生懸命生きていた人だからこそ、なにか大きな挫折を経験した時に、全て投げ出してどうでもいいような気持ちになってしまうのだろうと気づいた。

「人付き合いは性善説で考える」という項目も、とても参考になった。人の悩みのほとんどは人間関係(仕事を辞めるかどうかも、一番の理由になっているのは人間関係が元になっている場合が多いらしい)といろんな本にもよく書かれているが、人間関係で悩むことは本当に多いうと思う。この項目では、人間関係に慎重である人のほうが人間関係で悩まされやすい理由も書かれていて、衝撃的だった。理論的に説明されると納得するし、これからもっと、自分の人間関係の構築方法を見直さなければならない、と痛感した内容だった。

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