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若い頃はいくらでも記憶できた気がするのに、歳を重ねるごとに記憶力は衰えていく気がする。しかし同年代でもどんどん新しいことを吸収していく人もいる。
その違いはなんなのか疑問に思ったことはないですか?
その「違い」や自分も記憶力を回復、もしくは違う方法でも記憶力を鍛える方法があれば知りたいと思いながら読みました。
個人的感想・気づき
・2016年に著者が書いた「覚えない記憶術」を改題したものだそうだ。私はわりと最近になって樺沢先生の本を読み出したので、以前に書かれた「覚えない記憶術」については読んでおらず、新鮮な気持ちで本書を読むことができた。
・樺沢先生の本の内容は、すべての本が繋がっていると思う。それぞれの本で全く新しいことを書いているのではなく、言葉選びやたとえを変えたりなどして、その時に読者に一番伝わりやすいだろう表現で、似たような内容のことを本によって使い分けるなどして、その本に一番必要なことをピックアップして書いている印象がある。これは手を抜いているなどの悪口では決してなくて、たとえ同じような内容だとしても、読者にとっては復習になって脳の記憶の定着にも繋がるし、中には読んだことがある本には載っていなかった最新情報があってアップデートできたりと、かなり「身に付く」内容になっているということだ。同じ内容だからもう読まなくていいと思ってしまう人も中にはいるとは思うが、私はこれからも樺沢先生の最新刊が出たら読むと思う。
・この本でもアウトプットがいかに大切か、強いストレスは脳にどれだけ悪影響か、年齢を重ねてもどう記憶力を保つのかなど以前の樺沢先生の著書にも書かれているテーマと同じ内容が書かれていたりするわけだが、他の本では深堀りしていない内容が詳しく書かれていたりするので、私は理解が深まったと思った。
・全体的に、ある程度社会に出て生活している年齢層に向けて書かれている本だと感じたが、若い人が読んだら知識の先取りができそうな内容だとも思った。樺沢先生の本はたとえなどがわかりやすいので、本を読むことに慣れていない人にも読んでみてもらいたいなと感じた。
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