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作家買いをしているので迷わず購入。
過去に出版された「読んだら忘れない読書術」の改訂版のようですが、私はそちらを読んでいなかったので、新鮮な気持ちで読めました。
個人的感想・気付き
・2015年4月に刊行された「読んだら忘れない読書術」を改題、加筆、再編集したものだが、本書の「新版に寄せて」に書かれているとおり、ほぼ2015年に出版された原文が主となっているようだ。それでも内容に古臭さを感じないところが、やはり樺沢先生の目の付け所の鋭さだと思う。
・第4章に載っている「実際にどうやって読んでいくのか?」についてはわかりやすい「HOW TO」ですぐに参考にできる。普段読書をしなくて、どうやって読書で知識や考えを深めたらいいのか全くわからない人には真似するだけで知識が身につきそうだし、自己流が身についているひとも、改めてこの方法を試してみる価値を感じる内容だった。
・本を選ぶ時に「どの本を選んだらいいのかわからない」という人も多いようだ。私はお気に入りの本屋に行き、自分の好きな分野や興味のある分野、売れ筋の本が並んでいる棚をとにかくウロウロして、目に留まる本を片っ端からパラパラめくるのが好きなのだが、そんな漠然とした探し方ではなく、わかりやすい手順でどう選んでいけばいいのかが載っている。「温泉採掘読書術」は、名前も含めて面白いなぁと思った。
・普段本は紙派の私は、とても本の扱いに悩んでいる。どんどん増える本、パンパンになる本棚… 電子書籍には少し抵抗があって、全く手を付けてこなかった。なにより紙をめくる感覚と「あのページを読みたい」と思った時の探せる速さが好きだからだ。しかし、第6章の電子書籍読書術を読んで、初めて電子書籍でもハイライトが引けることがわかったし、そのハイライトが部分を後で検索することができることも知った。やはり何事も知ることは大切だと痛感したし、電子書籍購入の可能性も視野に入れることができ感謝している。
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