「そういえば宮崎駿監督の作品が今夏公開だったなぁ」と思い出したのが公開日の前週のこと。

前情報がほぼ無い状態での公開、ということで、私はあまり期待に胸を踊らせることもあまりなく、単純に「ジブリ作品だし観ておこう」くらいの気持ちで観に行ってしまった。

後悔はしていないが、もっと期待して観ても大丈夫な「安定のジブリ作品」だった。

ひとことで言うと「最高」だが、もう少し細かく備忘録的に載せておこう。

ネタバレを含みますので、ここからは特に自己責任で読み進めてください。

個人的にはこの感想も読まずに、まずは映画館で直接作品を味わってから、こちらの感想を読むことをオススメします。

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個人的感想・気付き

・ワラワラ(?)がとにかく可愛く、一目惚れしてしまった。ジブリ作品によく出てくる小さな可愛い生き物、最高です。「上で産まれる」シーンはこれからの可能性を思い起こさせて涙が出た。

・対してペリカンも、その尊い命を奪わないと生きていけない。尊い命もこの世に産まれることすらできないこともある。今のこの世界でも同じようなことは普通に起きて、繰り返されていることの暗示のように思えた。

・ナウシカ、ラピュタ、トトロ、もののけ姫… 今までのジブリ作品が好きな人は絶対に刺さる映画。この映画を観ている最中に、今までのジブリ作品のシーンを思い出す人も多いはず。

・上の世界に戻ったら若くして死んでしまう、主人公の母であるヒミ。それを承知の上でも自分の子供である眞人を産み出会うために、迷うこと無く上の世界に戻るヒミの心の強さ

・人形のお守りなど、人はいろんな人に支えられて生きていることの暗示。

・物語の始めのほうはファンタジー要素が少なめだが、途中からどんどん「宮崎駿ワールド」になるから安心して観てほしい。

・先祖の想いを知りながら、知ってもなお、自分の生き方を決めるのは自分である。

・歴代のジブリ作品を思い出して、映画を観ている最中に何度も涙が出そうになった。何度も観てジブリ作品の世界観に浸りたくなる。考察も足りないので、すでに見直したい。

・最高に宮崎駿ワールドだったし、完全にジブリ作品だった。「こんな作品をずっと映画館で初見で観て感動したかった」という自分の気持ちに気付かされたし、満たされた。映画館で初見でジブリ作品を観たことが無い人たちには、是非一度映画館で観ていただきたい。

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桜かぴばら

桜とカピバラを愛する豆腐メンタルな存在です。 好奇心旺盛なのがウリなので趣味はたくさんありますが、ほぼインドア派です。食べ物と読書と可愛いキャラクターには目がありません。ソシャゲはわりとひとりで楽しんでます。 よろしくお願いします。

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