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私が尊敬しているライターのひとりであるぱやぱやくんさんの本です。

Xでだんだんと有名になっていって本を書かれるようになった経緯があり、私の目指す形でライターになられているので、尊敬すると同時に憧れていて「こんな形で自分も本が出せたらいいな」と思わずにはいられません。

もちろん私とぱやぱやくんさんは別の強みがあると思いますので、ぱやぱやくんさんになりたいわけではありませんが、ひとつの目指す形ではあるので、毎回著書は拝見している経緯があります。

今回もそんな流れでの購入です。

個人的感想・気づき

・全体を通して4コマ漫画がはさんであったり、ひとつひとつの項目が数ページで収まっていたりして、スキマ時間にでも読みやすい。どの章から読んでもよさそうだが、できれば章ごとに読んだほうがわかりやすいし、本の始めから読んだほうが、著者の伝えたいことは伝わってくるとは思う。

・タイトルに戦場という言葉が入っているとおり、著者の自衛官として働いた経験も反映された上での、社会生活でできる工夫がたくさん載っている。例えば、戦場ではこう考えるが、一般社会でもこのように考えると自分の置かれている立場がわかりやすいなどのアドバイスや、生活していてこういう考えの時はメンタルが追い込まれている時だから注意したほうがいい、こういう工夫をしてほうがいいよ、などのアドバイスが載っている。とても実践的な内容も多いので、すぐに参考にして行動や考えに反映できると思う。

・著者はXで情報発信をしているからか、ひと言で核心をついている内容が多かったように感じた。本文を引用すると「誰かを下げたところで、自分がレベルアップするわけではありません」や「「弱みを見せる」なら、それを誰に向けて行うのかを意識してみましょう」など。私は最近、本を読む時にペンで線を引くようにして、印象が強かった内容や覚えていきたい言葉などをチェックしているのだが、この本ではひと言で印象に残るインパクトのある言葉や短文が多かったと感じた。わかりやすく、記憶にも残りやすいので、著者の言葉選びやセンスがすごいのだなと思う。

・「さいごに」の項目の本当に最後に、本文には無かった太字+大文字の表記で締めくくる言葉があったのだが、その言葉がインパクトが強くて好きだった。読み終えて「著者、カッコいいなー」と本の余韻に浸ってしまった。著者の名前は癒やし系だが、メッセージ性はとても強い本だと感じた。

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