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読んだのは去年だったのだが、感想を載せるのが遅くなってしまった。和田さんも池田さんもどちらの著書も読んだことがある私としては「歯に衣着せぬ内容になっていておもしろそう」というワクワク感を持って本を手に取った。タイトルも「オスの本懐」で一部からは「なんだそりゃ」とも言われそうなところもワクワクした。最近はハラスメントなどの問題もあって、なかなか表現の自由も守られなかったりする世の中だと思うので、好き勝手言っているような(失礼でしたらすみません)本を読みたくなった。

本屋で買うには裏表紙の帯が大胆な内容なので、少し勇気がいりますがそれも含めて良いです。

個人的感想・気づき

・対談形式の会話をそのまま文字に起こしている。基本的に口語なので読みやすい。和田さんも池田さんも歯に衣着せぬ内容で本を書かれている印象なので、この本でも遠慮せずに話している印象でおもしろかった。

・最近の書籍では「好きなことを仕事にして、なるべくストレスがかからないようにするのが理想」という書籍も多い中、池田さんが本文で「仕事にしても自分の好きなことだけをずっとするより、適度に面倒くさいこと、気が進まないことが混じって多少のストレスがかかったほうがいいんだよ」と話していたのは参考になった。人間は「飽きる」生き物だから、好きなことだけをやり続けても、結局は飽きてしまうようだ。好きなことだけをやっていればいいというわけではないのが、単純でなくて人間のおもしろいところだなぁと思った。

「我慢を続けていると脳の働きはどんどん鈍くなり前頭葉も萎縮してしまう」という話も出てくるが、今の世の中ではいろんな人がいろんな我慢をして生きている印象なので、少し怖くなった。年配の人は我慢がきかなくなっていろんな問題を起こしているが、その我慢がきかなくなるまでにもたくさんの小さな我慢が蓄積しているのではないかと思う。今後今のようなハラスメントや多様性についての我慢を強いられ続ける世の中が続けば、アルツハイマーの患者も増えやすくなりそうな気がするし、私自身も老いるのが不安になってくる話だった。

「性自認は、文化や社会、育った環境とはあまり関係がなくて、脳の構造上の問題」という話も興味深かった。発達障害も生まれつきの脳の問題とされているが、性自認についても関係があるというのは知らなかったので、もっと深く知りたいとも思った。

・タイトルだけで下ネタだと受け取って読まない層がいたらもったいない内容なので、一度目を通してもらいたいと思う本だった。

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ここまで読んでくださりありがとうございました。