「うつになってしまった。何もできない…」
そんな時は何もしなくていいんです!
あ、唯一できればしてほしいことがあります。
とにかく「寝る」ことです。
寝ることってなんだかサボっているような気がしてしまいますよね。
でもそれでいいんです。
それがうつの酷い状態から早く脱却できる一番早い方法だと思います。
ゲームの宿屋で休む感覚で
ゲームをしているとよく遭遇しますが、「HPもMPも少ない。瀕死の状態だ。このままではまずい」そんな時はどうしますか?
そう、宿屋なんかで休みます。
うつの時はこの瀕死の状態に近い状態になっていると思われます。
ただ、人間の場合は「瀕死」って表示が出ないからわかりにくいですよね…
話は反れましたが、わかりやすく言うとそんな感じです。
こう考えると、うつの酷い時に寝ることの大切がわかりやすいですよね。
病院の先生がよくしてくるあの質問
病院の先生なんかが「寝れていますか?」と高確率で聞くのも、上記のことからだと思います。
かく言う私もほぼ毎回この質問をされていたわけですが、なんと最近になるまで「なんで毎回この質問してくるんだろう?」としか思っていませんでした。恥ずかしい話です。
そして理由がわかった今、「私の他にもよくわからずに先生の質問に答えている人もいるんじゃないかなぁ」と思ってこのブログを書いたわけです。
みなさんはどうでしょうか?
心理学的にも「とにかく寝る」
さて、少し余談ですが心理学で学ぶことのひとつで森田療法というものがあります。
これは精神科医の森田正馬さんが考案した日本独自の心理療法です。
この心理療法で一番最初に進められる治療の名前が「絶対臥褥期」というのですが、ひと言で表すなら「とにかく寝ろ!」です(笑)
食事やトイレ以外はとにかく寝てくれということです。
これが今から100年くらい前には言われていたようなので、やっぱり睡眠が大事なことが伺えますね。
今回は酷いうつの時になぜ寝るのが大切なのかを中心にお伝えしました。
若いうちはおざなりになりがちな睡眠。大切ですよー。