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人は簡単に嘘をついてしまうし、それが全部わるいものとも言い難いなぁ。
それが私の個人的な感想だったので、「誰にでも自己正当化するところはあるのかも」と軽い気持ちでこの本を手に取ったら、もっと胸クソ悪くなる人達の心理状況がかかれていたので、職場や学校でこういった人達の餌食になった自覚がある方は読むのをオススメしない。
なぜなら、トラウマの診断を受けていない私ですら読んでいてかなり精神的にキツく、フラッシュバックのような感覚があったからだ。
本当にこの病に冒されている人は自覚がないので、そういった少し逸脱した人達の例を挙げている印象だった。
著者の片田さんが悪いわけではないので、その辺は申し訳無い感じの感想になってしまったがご了承願いたい…
個人的気付き・見解
・「全体を通して読んでなんとなく良い気持ちにならない本だった」というのが、私の率直な感想だ。人の嫌な体験や汚い部分ばかりを見せられているようで、読んでいて少し辛かった。私のようにメンタルが弱い方は読むのを注意してほしい(フラッシュバックがあるかもしれない)
・色んな人が世の中にいるわけだが「本当に困った人や他人に迷惑(関わった人が死んでしまうほどの)をかけても全然平気な人もやはり存在するのだな」と思ったし、私はそういう人にはならないように自分を省みることを忘れずにいようと思った。
・「自分も親に注意された時とかに自己正当化してしまうことはあるし、そんな自分の行いを振り返るきっかけにこの本を読んでみよう」と思い、この本を手に取ったが、もっととんでもない人達の話ばかりで衝撃的だった。某大統領や某過大自殺をした人の心理を理解するのには参考になる本。
・とはいえ、最終章には「自己正当化する人達から自分を守る方法」とも言える内容が書かれているので、職場や学校、ちょっとした集団の中でも使えそうなアイデアが多かった。「逃げるが勝ち」という言葉もある通り、人生には逃げることが最良の選択と言える場面にも数多く遭遇する。気を付けて今後も心穏やかに生活していきたい。
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