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同著者の「愛着障害」を読んで自己診断をしたところ、自分が不安型だと診断されたので、より自己理解を深めるためにこちらを読んだ。

全体を通して読んだ感想としては、「こういう愛着スタイルを持っている人は身近にたくさんいそうだな」という気持ちだった。

自己理解を深めるきっかけにはなりそうだ。

個人的感想・気付き

・第1章の不安型愛着スタイルの特性を読んていると、「わかるわかる」と思ったり、「これは違うかな?」と思ったり、少し占いを見ているような気分になる。あてはまるものもあればあてはまらない内容もあって、「やはり人間は一筋縄ではいかないなぁ」とも感じる。

・冒頭にも書いたが、自分が著者の前著「愛着障害」を読んで不安型愛着スタイルだと自己診断できたので(今回の著書にも診断テストが載っている)、そのスタイルをより理解するために読んだ。たしかに「自分で自分を支えられない」「完璧主義になり、ほどほどが苦手」などであてはまることも多く、どれも自分自身で課題だと感じていたことだった。

不安型愛着スタイルにはサブタイプが7つあり、第3章ではその例が詳しく書かれているが、私自身はまだ自己分析が甘いらしく、どのタイプに属するのか、はっきりわからなかった。もう少し自己分析ができるようになれば、自分の愛着障害の克服にも役立つかもしれない。

・この本の中で一番参考になり、目からウロコだった内容は、第5章にある調教師とアシカの例だ。「あなたに対して理不尽な頼み事や要求をしてくる人がいて、応じないと悪いような気がしたら、自分にいくつかの質問をしてみる」という方法で、「この人は、私の調教師か」「私は、この人のアシカか」「この人は、いつも私にえさをくれているか」「この人は、私にいつもえさをくれる調教師でもないのに、調教師ヅラをしていないか」を自問するというものだ。とてもわかりやすい例で個人的にも好感が持てる例だったので、この方法は日々の生活の中に是非取り入れて、その都度自問していきたい

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桜かぴばら

桜とカピバラを愛する豆腐メンタルな存在です。 好奇心旺盛なのがウリなので趣味はたくさんありますが、ほぼインドア派です。食べ物と読書と可愛いキャラクターには目がありません。ソシャゲはわりとひとりで楽しんでます。 よろしくお願いします。

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